限定企画特別セッションのお知らせです。
3月1日、2日に限定の特別セッションを企画しました。
内容は「親を許し愛を受け取る」です。
理想のパートナーシップを手に入れたいと思った時、現実が理想通りになっていない理由を掘り下げると、自分の中の設定というか人生のシナリオにたどり着きます。
例えば私は愛情表現が下手でした。
相手が何かをしてくれても喜びを表現できなかったり自分が何かをしてあげたい、と感じても躊躇してしまったり。愛情を表現しようとすると固まってしまう自分がいたのです。
以前は愛情を表現しようとして固まっているという認識すらありませんでした。でも自分から愛情がす〜っと出てこないことはわかっていて、「自分には愛がないんだ・・・」と思い込んでいたのです。
でも結婚して彼がいろいろ私に与えてくれた時、私も与えてみたいと思ったのです。愛し愛される、愛の交流があるパートナーシップが私が欲しいものだったからです。そしてその時、自分が与える人になりたかったんだ、と気付いたのでした。
自分の心の中心にある愛情をす〜っと表現したい、与えてみたい
そう思った時、実際に愛情が芽を出しそうになるのを感じるようになりました。でも、いざ表現しようとすると固まってしまうのです。何かが私を阻んでいました。
その時、母親との関係を掘り下げると思い当たることが幾つか出てきたのです。
・母親にプレゼントをあげると、いつも「プレゼントなんていらないのに」と言われたこと
・妹を可愛がろうとすると母に「あの子に構わないで」と言われたこと
・母を手伝うと、「もっとこうして頂戴」と修正されること
こういう体験がいくつも積み重なって、「私が何かを差し出そうとすると撃ち落とされる」という感覚が心の奥に溜まっていたのです。
子供の頃の私は母や家族を笑顔にしてみたかったのです。でも自分がやってみたいことをやるたびに
笑顔は得られず、否定される・・・。なんとも心が傷むことですよね。
前に子供は親を幸せにしたいと思っていると書きましたが、私も暗い顔をしていた母を笑顔にしたくていろいろなことをやってはみるものの上手くいかず、いつしか愛を差し出すことにハートブレイクしてしまったのです。
そして「自分が何かをやっても喜ばれない」というシナリオが心の中に生まれたのです。
そのシナリオによってその後の人生の中で・・・・特に結婚してからですが、母以外のどんな人と接する時も結果、喜ばれない、というストーリーを自分で作っていることに気がついていきました。
夫に何かをやってあげて夫が何かを言う前にあるいはお礼を言ってくれたとしても、ちょっと笑顔が少なかったりするだけで「あなたにはあまり必要なかったわね・・・」と解釈し、やっぱり自分の愛は必要なかったんだ、という世界をつくりあげます。
そしてまた「自分が何をやっても喜ばれない」という前提で何かをやってあげようとすることはブレーキとアクセルを同時に踏むようなもので、アクセルを強く押してエンジンをめちゃくちゃふかさないとスタートできません。
なのでいざ愛情が出る時は、今まで止まっていたものが急発進してしまいます。しかも不完全燃焼のガスも伴って、です。
相手からしてみればいつも何も与えてくれない人が、なんだがぶすぶすガスを出しながら突進してくるのですから両手を広げて受け取るというわけにはいきません。
戸惑ったり避けてしまったり、そんなことやらなくていいと言ってしまったり、結局のところ気持ちよく受け取ってもらえなくなるのです。
そしてそういう相手を見るにつけ「ほ〜ら、やっぱり私が何かをやっても喜ばれないんだ」と思うわけですが、一歩引いてみれば相手が受け取りにくい形で渡そうとしているという私が作っている世界なのです。
これが心の中のシナリオの影響なのです。
この、「私が何かを与えようとしても喜ばれない」というシナリオに気づくだけでも自分の人生の成り立ちが理解できるので50%くらい理想の方へ近づくことができます。
そして残りの50%は実際にこのシナリオを書き換えることです。自分が望むシナリオにしていくのです。
私の場合は「私はす〜っと愛を出せる人だ」というシナリオに書き換えました。
このシナリオの設定には実はコツがあります。以前のシナリオが「私が何かを与えようとしても喜ばれない」だったので「私が与えるものは喜ばれる」と書き換えたくなります。
でもこれは間違い。
なぜかというと、相手の反応は自分には決められないからです。そしてさらに深く心を掘り下げると、この「私が何かを与えようとしても喜ばれない」というシナリオの影響で私が一番悲しかったことは
「自分には愛がない」と思い込んだことでした。
それは例えて言うなら心の中心が冷たく凍ってしまっているような感じです。私の望みは私の心が温かく柔らかい状態にあることでした。そのために「私はす〜っと愛を出せる人だ」というシナリオにしようと決めたのです。
相手がどうであれ、自分が差し出したい時にさしだせるようになりたい・・・そう思ったのです。
このシナリオの書き換えにはエネルギーが必要です。頭で考えてできることではありません。わかっちゃいるけどでもできない・・・そういうこと、たくさんありますよね。それは過去のシナリオが「痛み」という重りを持っているからです。この重りが無意識のブレーキになってしまうのです。その痛みを溶かし、軽くしてあげることで新しいシナリオが心に入ってきます。
私は自分自身のシナリオの中にあった痛みと向き合いました。過去に自分が悲しくてハートブレイクしたこと、その度に心と体が硬くなっていってしまったこと、そしてどこかで笑顔にならない母を恨んでいたこと、それを思い出し一つ一つ温めて溶かしました。
そうしていくうちにシナリオの元凶となった母の風景が見えてくるようになりました。20代で4人の子供を抱えていっぱいいっぱいだった母、父は家におらず、一人で子育てを全部になっていた母、妹が病気で生まれ、自分を責めていた母・・・。
私の愛は撃ち落とされたわけではなく母には余裕がなかっただけなんだ、一生懸命だったんだな〜、と心から思えるようになっていったのです。
そう思うと自分も母とよく似たところがあって、一生懸命に何かをやっていると人からの好意を喜んで受け取る余裕がなくなってしまいます。でもその相手を嫌いとかそういうことではなくて単に自分がいっぱいいっぱいなだけなのです。
そしてそのいっぱいいっぱいの根底にはもっといい自分でいたいという願いがたくさん詰まっていることもわかってきました。母ももっといい母親でいたいと思っていたのでしょう。やっぱり私は愛されていたのです。
自分の心の痛みが解消されると物事が別の角度で見れるようになります。そうして世界の見え方が変わってくることで心のシナリオも書き換えていくことができます。
心のシナリオを書き換えることで、今までどうしてもうまくできなかったことができるようになったり、無意識で破壊していた人間関係を破壊しなくなります。
お金の受け取り方を変えたり、愛され方を変えることができます。
こうやって一人でも多くの人が過去の痛みに引きづられず、自分の理想の人生へと近づけることを願っています。そこで今回、限定セッションを企画しました。
通常セッション60分18000円のところ今回は12000円でご提供させていただきます。
今何か、自分の変えたいパターンがある方もっと理想の方向へ向かいたい方にオススメです。
限定セッション☆親を許し愛を受け取る
日程は以下の通りです。
3月1日(木)16:00〜17:00、18:00〜19:00
3月2日(金)13:00〜14:00、15:00〜16:00
場所;カウンセリングサロンaCompass
総武線快速 新小岩駅南口 徒歩3分
(詳細はお申し込みいただいた方にお知らせします)
先着順となりますので
ピンと来た方は早めにお申し込みくださいね。
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