感じたこと

何に怒っているの?

常々、自分の感じていることを大事にしてほしいな〜と思います。
 
なぜって感じている自分も大切な自分自身の一部だからです。
 
イメージでいうと
 
自分の中の一つのキャラクターという感じでしょうか。
 
 
感じていることを大事にするとは
 
その自分の分身のようなキャラクターを大事にするということです。
 
怒っている自分なら
 
その怒っている自分を大事にしてあげるのですね。
 
 
でもそう言うと
 
「怒っていいってこと?」
 
と思うかもしれません。
 
 
そう怒っていいのです。
 
 
 
「でも怒ったら、人間関係がうまくいかなくなる!」
 
「相手を傷つけちゃう」
 
「どうすればいいの?」
 
 
と思うかもしれません。
 
 
そうですよね。
 
怒りをそのまま相手にぶつけたら
 
色々とうまくいかなくなって困ります。
 
 
 
実は感じていること、この場合は怒りですが
 
それを大事にするとは怒りをそのままぶつけていいということではありません。
 
 
 
そうではなくて
 
「その人(自分ですけど)が何にどう怒っているのか」
 
もう一人の自分がよく聞いてあげるということです。
 
 
 
「何が嫌だったの?」
 
「どんな風に感じたの?」
 
 
そんな風に自分の中の怒っている人に聞いてみるのです。
 
 
そうすると
 
「バカにされた感じがして嫌だった」
 
とか
 
「何度も言ってるのに聞いていないのは、軽んじられている感じでいや」
 
など
 
色々と話してくれます。
 
 
その話してくれることを
 
相手(自分ですけど)が話し切るまでただ聞くのです。
 
できれば
 
「そうか、本当に嫌だったね。」
 
と寄り添いながら・・・。
 
 
 
そうして言いたいことを相手が全部吐き出せると
 
意外とそれだけで怒っている人が満足します。
 
 
愚痴を聞いてもらったら気持ちがすっきりしたって体験
 
ありませんか?
 
 
 
それを自分自身でやるのです。
 
 
そうやって自分に怒る許可をあげること
 
もう一人の自分が聞いてあげること
 
 
 
それが「自分の感じていることを大事にする。」ということです。
 
 
 
逆に自分の感じていることを大事にしないとはどういうことだと思いますか?
 
 
 
それはその怒っている人に発言権をあげないことです。
 
怒っているとまずいことがおきるから
 
「あなた、引っ込んでてください。」
 
と猿ぐつわをして押入れに閉じ込めることです。
 
 
それが自分の中の怒っている人を大事にしないということであり
 
ひいては
 
自分自身を大切にしていない、ということにつながっていきます。
 
 

とはいえ、この自分の声を聞くって結構難しいのです。

そもそも自分の感情にオッケーが出ていないし

 
オッケーが出たとしても
 
私たちの心の中には大抵たくさんのキャラクターが同時にいるからです。
 
 
怒っていると同時に冷めている自分もいれば
 
批判的な自分や無関心な自分もいます。
 
 
そういった色々な自分の声が頭の中をぐるぐるしていると
 
結局、誰の声を聞いたらいいのか混乱してしまうのですね。
 
結果的に自分自身を大切には扱えません。
 
 
なので心の対話をするときには
 
たくさんの分身の中から
 
一人に絞って声を聞いてあげることです。
 
 
他にも色々なことを言っている自分がいるのをわかりつつも
 
今はこの人、と決めたその人の話を最後まで聞いてください。
 
 
 
一人に絞って耳を傾けてみることで
 
ようやく自分の本音が見えてきます。
 
そしてその本音を一つ大事にすることが
 
ひいては自分を大事にすることにつながっていくのです。
 

まずは一人、そしてまた一人と

 
時間をかけてじっくりと聞いてみてくださいね。
 
 
 
 
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