感情の知恵

見方を変えると少し楽になる⭐️怒っている人の接し方

誰かがあなたに怒ってきた時

どのように対応していますか?

 

あまりの勢いで怒られて

頭が真っ白になってしまったり

相手がおかしいと思ってやり返してしまったり

とにかく謝ってやり過ごしたり

 

いずれにしても

相手との関係はうまくいかず、困った・・・。

 

なんて体験はありませんか?

 

怒りのエネルギーは強いし、怖いし…

なかなか上手にコミュニケーションがとれないものです。

 

そんな人とは距離をとる。

それができれば苦労しません。

 

怒りっぽい人だけど、大事な人だからなんとかしたい・・・

付き合わないわけにいかない人だから、どうにかしたい・・・

 

そんな風に思うこともあるでしょう。

 

そこで今回は

怒っている人の接し方について

感情の学校的に考えていることをご紹介します。

 

怒っている人の接し方について考えるには

まず「怒り」というものについて

少し知っておくと良い考え方があります。

 

この考え方を知っているかどうかによって

怒っている人の見え方が全然違ってくるからです。

 

そこでまず

怒りについてしっておくといい4つの考え方をお伝えしましょう。

 

怒りについて知っておくといい4つの考え方

 

1、怒りを感じることは悪いことではない

 

感情の学校では

「どんな感情も大切な自分自身の声」とお伝えしていますが

「怒り」も同様に大切な自分の声です。

 

そもそもなぜ「怒り」を感じるのかと言えば

自分の大事なもの・大切なものが

守られなかったり傷つけられそうになった時

「大変だ!なんでこんなことが!!」

という風に怒りの感情が生まれるのです。

 

例えば

「自分がこだわっていることを軽く扱われた!」

とか

「自分の頑張りを否定された!」

とか

 

大事なもの、守りたいもの、熱意をかけたものが

わかってもらえなかったりすれば

誰だって怒りを感じるものです。

 

逆に言えば、どうでもいいことなら腹は立たないのですね。

 

そういう意味で

「怒り」の感情を感じることは悪いことではありません。

 

怒りは

大切にしたいものに何かが起きているというサインなのです。

 

逆にその「怒り」をきっかけに

自分の大事なものにしっかり気づいて

次から大事なものを

まずは自分自身が大切にしていく、という変化につなげることもできます。

 

どの感情もたどっていくと

自分自身のことを知ることになりますが

「怒り」は自分の大事なものを教えてくれる感情なのです。

 

2、怒っている人は困っている人

 

「怒り」が大切にしたいものに何かが起きているサインなら

「怒っている人」は困っている人です。

 

その人にとって大切なものが

傷つけられそうになっていたり

失われそうになっていて

 

そして自分ではなんとかできない状態で

本当は助けが必要な人なのです。

 

「助けてください」って言ってくれれば

わかりやすいのですけどね。

 

本人が、自分に助けが必要だと気づいていない場合がほとんどです。

 

例えば

道端で、泣いている子供を怒っているお母さんがいたとしましょう。

 

周りで見ていたら

「そんなに怒らなくてもいいのに」とか

「子供の気持ちも考えてあげればいいのに」

と思うかもしれません。

 

でもそのお母さんが何かに困っている人だとしたらどうでしょうか。

 

少し想像してみましょう。

 

そのお母さんは

子供が泣き止まないと

「自分が責められているような気がする。」

と感じているかもしれません。

 

お母さんの内面は

「精一杯やっているのにまだ責められる・・・」

 

「もうこれ以上できない、助けて!」

 

という状況かもしれないのです。

 

そのお母さんだって余裕があれば

子供に「どうしたの?何が嫌だった?」と

優しく寄り添えるでしょう。

 

何か余裕がないからできないのです。

 

こんなふうに、怒っている人の見方を変えてみると

印象がだいぶ変わってくるのではないでしょうか。

 

それまで

怒っているひとは嫌な人、ダメな人、というイメージだったのが

こまている人だったのか・・・と嫌なイメージが少しでもやわらいでくると

それだけで相手とのコミュニケーションが変わってきます。

 

自分の内面が

あの人は嫌だ、とかダメだ、と思っていると

相手とのコミュニケーションはどんどん平行線になってしまいがちです。

 

相手の「怒り」の感情のうらにある困っていること。

 

それが想像できるようになると

自分の気持ちも、すこし楽になるのではないでしょうか。

 

3、自分も怒ることがある

 

「怒り」は自分の大切なものに反応して生まれる、大事な心の声です。

 

だからもちろん、自分だって怒ることがあります。

 

酷いことを言われたりやられたりしたら、腹が立ちます。

 

大事にしている人やものが、軽々しく適当に扱われたら腹が立ちます。

 

そんな自分自身の「怒り」を自分がしっかり受け止めていると

実は、人が怒っていることが理解できるようになります。

 

言い換えると

人が怒っているのを許せない人は、自分が怒ることも許せていない人です。

 

怒りの感情を許せない人がよく口にするのは

「こんなことで怒ってしまうなんて・・・」

というセリフ。

 

それが他人でも自分でも

「こんなこと」と思うようなことで「怒り」を感じるのは

よくないことだと思っているのです。

 

先ほども書きましたが

「怒り」は自分の大事なものに反応して生まれる感情です。

 

一見「こんなこと」のように思えることでも

掘り下げていくと必ず大事なものにつながっています。

 

自分が怒りの感情を感じた時

その感情を否定したり消したりせずに

自分にとって大事なものが危機だったんだな、と思えると

 

人が怒っている時も

その感覚で相手を見ることができるようになります。

 

なので

他人の怒りの背景を想像できるようになるには

まずは自分の怒りをしっかりと認め

そんな怒りを感じる自分を許していくことが必要です。

 

自分の怒りをまっすぐ所有できた人ほど

他人の怒りに寄り添うことができるのです。

 

4、怒りと暴力性を切り分けて考える

 

さて、「怒り」は悪くないとはいえ

「怒り」が日常生活で問題になってしまうのは

その表現方法が間違っている時でしょう。

 

しばしば、怒りの表現には暴力性がともないがちです。

 

そしてその暴力性が人に向いてしまうと

相手の心や体を傷つけてしまうことになるので

人間関係がうまくいかなくなるのです。

 

つまり問題なのは

「怒り」を感じることではなく

「暴力性」をともなって表現してしまうことです。

 

大事な所なのでもう一度言います。

 

問題なのは

「怒り」を感じることでは無く

「暴力性」をともなって表現してしまう事です。

 

例えば

自分に子供が二人いたとしましょう。

その二人は少し年が離れていて

上の子の方が力が強いとしますね。

 

さて、二人が喧嘩した時

上の子が下の子に手を上げてぶとうとしています。

あるいは、相手を罵倒して

言葉でやり込めようとしているとします。

 

これは暴力に当たるので止めなくてはいけません。

 

振り上げた手を止めたり

罵倒するのをやめさせる必要があるでしょう。

 

でも上の子がなぜそんなに怒ったのかについては

寄り添ってあげる必要があります。

 

その子が振り上げた手を止めつつも

「何がそんなに嫌だった?」

「どうしてそんなに腹が立ったの?」

と、心を開いて聞き

「それは腹が立つねぇ。」と

上の子の気持ちについて、理解を示すことはできるのです。

 

暴力は止めるけど

腹が立ったことについては理解を示す

 

それが、怒りと暴力性を切り分けて考える、です。

 

感じてはいけない怒りなどありません。

 

ただその表現方法に関しては

暴力性をともなわない方が、自分や他人を傷つけずに済む、という事なのです。

 

自分が怒りを感じた場合は

その表現方法について

どうしたら暴力性に頼らずに表現できるか

考えてみるといいでしょう。

 

そして、人や自分を傷つけない方法・・・暴力性のない方法で

怒りの表現をすればいいのです。

 

時にはしっかりと表現した方が

自分の気持ちを周りにわかってもらえて

その後の関係がよくなることもあります。

 

自分が腹が立ったら

暴力性を入れずに表現してみる。

 

その工夫をしてみるといいと思います。

 

さてここまで

「怒り」について4つの考え方をお伝えしてきました。

 

ここでいよいよ

「怒っている人の接し方」をお伝えしましょう。

 

「怒っている人の接し方」

 

それはずばり

謝る・押し返す・離れる の3つです。

 

この3つを

ケースバイケースで

自分で選択することができます。

 

例えで説明しましょう。

 

あなたがふいに、誰かの車に小さな傷をつけてしまったとしましょう。

その車の持ち主が怒っています。

「なんて事をしてくれたんだ!

責任をとってもらうぞ!」と怒鳴られたとしましょう。

 

それに対して

「自分の過失だ。」

「自分のやったことで相手を嫌な気持ちにさせてしまった。」

 

そのことがわかった時は

まずは謝罪したら良いと思います。

「車を傷つけてしまってすみません。

不愉快な思いをさせてしまってすみません。」

という感じですね。

 

でもそこで、もし相手が

「どうしてくれるんだ!100万円払え!!」と

さらに怒りをぶつけてきたとしましょう。

 

車の傷は小さく、100万円はどう考えても行き過ぎだ、と感じたら

そこは押し返す必要があるでしょう。

 

「修理にかかった代金はお支払いします。

でも修理にかかっていない分は払いません。」

という感じです。

 

押し返す時の大事なことは

相手が不当に押してくるエネルギーを受けずに押し返すものの

相手をやり込めようとはしない、ということです。

 

こちらがさらに大きな怒りをぶつけ返したり

相手がいかにおかしいかを並べて

こちらが勝ってしまったらダメです。

 

最近、「論破」という言葉がはやっているようですが

「論破」は相手をやり込めると事です。

 

一時的にすっきりするものの

相手との人間関係がよくなることはありません。

そういう意味で

相手をやりこめるのではなく

ただ押し返すのが大事なのです。

 

押し返さないと

どんどん弱みにつけ込んでくる人もいるからです。

 

そして最後、離れる、ですが

車を傷つけられた相手が

烈火の如く怒っていてどうにも押し返せそうにない

押し返すとかえって危険

という場合もあるでしょう。

 

そういう時は、無理して押し返さず

その場をすっと離れる、という選択もあります。

 

残念なことに

怒りのエネルギーに囚われてしまって

何を言っても話が通じなくなってしまっている人もいます。

 

その人も、実は深いところで困っていて

助けを求めている人ではあるのですが

自分が寄り添う責任をおう必要もありません。

 

無理だ、危険だ、と思った時は

さっとその場を離れましょう。

 

怒らせてしまったきっかけが自分だったとしても

相手の内面に溜まっている怒りの全てを引き受ける必要はありません。

 

これが相手が怒りを暴力と共に出してきた場合の接し方です。

 

私自身

夫婦喧嘩で怒りのエネルギーの扉が開いてしまうと

理性が飛んでしまう時があります。

 

どうにも怒りが止まらない・・・そして夫を罵倒してしまいます。

 

夫がそうなることもあります。

 

近い人ほどわかって欲しい、助けて欲しいという欲求が吹き出すのですね。

 

そんな喧嘩の時は

時間を置いてクールダウンしてから

「さっきはなんであんなに怒ってたの?」

と夫婦で話し合うようにしています。

 

怒りを暴力で表現しそうになった時は

その場を離れて暴力に発展させないというのは

お互いにとって大事なのです。

 

怒っている人の接し方

謝る、押し返す、離れる のどれを選ぶかは

相手との関係性によっても変わります。

 

自分が相手とどうなりたいか

親しくしたい人なら

出来るだけ寄り添いながら対話してみる。

 

知らない人や関係性の薄い人なら

さっと離れる

というのもありなのです。

 

なので怒っている人の接し方は

「こうすべき」といった回答はありません。

 

怒っている人の内面を想像しつつ

自分がどうしたいのかを感じながら

その時その時で、選んでいけるといいと思います。

 

いかがでしたか?

 

何かお役に立つ情報はあったでしょうか。

 

感情の学校では

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質問をいただいた方が

記事を書きやすく、助かります(笑)

 

感想などもいただけると、とても嬉しいです。

 

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