どんなに仲の良い夫婦だって
お互いに不満を抱えることはあります。
違う人間なのだから
感じ方や価値観が違い
納得がいかないことがあるのは当然です。
そんな時
感じたモヤモヤした気持ちを
誰かに聞いてもらうのは悪いことではありません。
誰だって愚痴の一つぐらいこぼしたくなるし
愚痴を我慢する方が自分にとって不健康です。
愚痴を我慢するのは
例えるなら、おならを我慢するようなものです(笑)
でもその愚痴をこぼす時
聞いてもらう相手は慎重に選ぶ必要があるでしょう。
ちなみに私は
愚痴を聞いてくれる人はこんなふうに選びます。
1、こちらの話を否定せず受け止めてくれる
2、話を奪って自分の話にすり替えない
3、私の味方を安易にしない
という友人です。
愚痴をこぼしたいときは
たいてい、ただ今の不満をわかって欲しいだけ。
その気持ちをただ
「嫌なんだね」「不満なんだね」と聞いてもらえるだけでいいのです。
それが一番
気持ちが落ち着くのですね。
でも愚痴に対して
「そんなふうに考えるのやめたら?」
と否定されたり
「こう考えたらそんなふうに感じないよ。」
とアドバイスされると嬉しくありません。
正論や答えを聞きたいわけではないからです。
だから黙って聞いてくれる人がいいですね。
そして
こちらの話を聞きながら
私が話し終える前に
「わかるわかる、この前うちの旦那もさ〜」と
自分の話を思い出して自分の話に持っていってしまう人も嫌ですね。
私が愚痴を聞いて欲しいのに
いつのまにか
相手の話になっている・・・。
しかもそういう時
相手は私に寄り添ってくれているつもりかもしれないけど
ちょっと違う話だったりして
さらに求めていないアドバイスもくっついてきたりして
こちらのストレスは全然スッキリしません。
かえってストレスが溜まってしまうこともあります。
なので話を奪って自分の話をしない人
というのも大事なポイントです。
そしてもう一つ大事なことは
安易に私の味方をしないことです。
私の話に耳を傾けてくるけれど
「それは私が正しい」とか
「それは旦那さんがおかしい」などの
評価をしない人がとてもありがたいと思います。
というのは
私は
二人の人間がいたとき
答えはその真ん中にある
と思っています。
どちらが正しい、間違っているはなく
かならず、真ん中に答えがあるのですね。
でも愚痴を言いたいときは
相手が悪くないことはわかっていても
不満を感じてそれを吐き出したいのです。
不満を吐き出せると
不満の気持ちがおさまって
落ち着いて旦那さんとの真ん中を探すことができます。
でもそこで
私の不満を聞いてくれる人が
私の味方をするようでは
その一瞬、私は気持ち良いかもしれませんが
旦那さんとの真ん中を探すことができなくなってしまいます。
逆に味方が来たために
「私は間違っていない」という気持ちが膨らむと
夫婦関係が悪化してしまうこともあるでしょう。
そういう意味で
安易に味方しない、というのも
重要なポイントになります。
ということで
愚痴をこぼしたくなったら
私の不満を否定せず
かつ、自分の話にすり替えず
かつ、私の味方もしないで話を聞いてくれる友人に
ちょっと時間をもらって聞いてもらうようにしています。
そしてもちろん
私が人の愚痴を聞くときは
この友人のように
耳を傾けつつ、評価しない、を心がけるようにしていますよ。
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