こんにちは!
感情の学校主宰、対話トレーナーの天乃陽妃です。
久しぶりのブログアップです。
ちょっとしばらく
YouTube 配信に集中しておりました。
11月に入りました。
山の方、北の方では紅葉の季節ですね。
私も来週あたり
紅葉と温泉のあるところへ
夫とキャンプに行こうと計画中です。
全国的に熊が出没しているというニュースは気になりますが
でもキャンプ行きたい!
楽しみながら計画中です。
さて
最初にお知らせです。
11月5日(日)に
コミュニケーションスキルアップセミナーを開催します。
このセミナーはメルマガ読者さん限定で
すでにメルマガの方では参加者を募集していたのですが
こちらでもお知らせしますね。
このセミナーは
私が自信を持ってお勧めするセミナーです。
今よりも
パートナーと深くつながりたい
子供の話を聞けるようになりたい
と思う方は必修です。
今回はメルマガのみの募集で
しかもメルマガ読者さんへ感謝を込めて
定価より安くなっています。
詳細が気になる方はメルマガにご登録お願いします。
心をつなぐ夫婦の対話メルマガ
何を分かち合うのか
今日のテーマは
「何を分かち合うのか」です。
あなたは自分の会話の中身を
分解してみたことがありますか?
一体どんなことを話しているでしょうか。
実は私たちは
普段だいたいこんなことを話しています。
1、行動・体験(過去・現在・未来)にまつわるもの
こんなことを
やったよ、みたよ、聞いたよ、味わったよ
今やってるよ、見ているよ、聞いてるよ、味わってるよ
今度やるよ、見るよ、聞くよ、味わうよ
など
2、思考・論理
理由や根拠 なぜそうしたのか
そうするのか
判断 それは正しいのか間違っているのか
損得 得なのか損なのか
有用性 役に立つのかたたないのか
価値 価値があるのかないのか
妥当性 妥当か妥当でないか
分析 タイプ分類、データの結果
など
3、感情・感覚
嬉しかった、嬉しい、ワクワクする
悲しかった、悲しい、モヤモヤする
不安だった、不安だ、ざわざわする
怖かった、怖い
腹が立った、イライラする
好き・嫌い
気持ちよかった・心地よい
不愉快・気持ち悪い
などですね。
どうですか?
これをみて
どんなことを話しているか
思い当たりますか?
ちなみに
夫婦や職場の会話で多いのが
業務連絡。
1の行動・体験 プラス 2の思考 です。
今日はこういう理由で
これとこれをやる予定。
やらなくちゃ。
やっといてね。やってくれた?やらなかった?
なんで?
なんて感じ。
そこで改めて考えてみて欲しいのが
人と人との心が繋がるのは
どのポイントか
というところです。
今日の予定?
何が正しいか?
損得か?
・・・・
時には同じ場所に行ったとか
考え方が近い
ということで
お互いの距離感が縮まることもあるでしょう。
でも
同じ体験をしなくても
同じ考え方でなくても
心と心が近付くのは
「共感」です。
つまりは
「お互いに感じあう」
ということです。
自分が感じていることをわかってもらえると嬉しいし安心します。
相手が感じていることがわかると、相手が身近に感じます。
だから会話で大事なことは
感じていることを伝える・聞く。
感情を話す、聞く。
なのです。
もちろん
感じていることだけでは意味不明です。
いきなり相手に
「今、怒ってるの!」と言われても
何が何だかさっぱりわかりませんよね。
それが
その感情を感じている経緯を軽く話してもらえると
・・・
「こんなことがあって、今怒ってるの!」
なんて感じだと
相手の状態が理解しやすくなります。
ここで
日常の会話を
もう一度振り返ってみてください。
どれだけ自分の感じていることを話していますか?
相手の感じていることを聞いていますか?
行動や経験の話ばかりになっていませんか?
業務連絡になっていませんか?
正しいか間違っているか
思考の話ばかりしていませんか?
相手を論破していませんか?
そんな会話
いくらしたって
心が近付くはずがありません。
私たちがわかって欲しいのは
行動や思考ではなく
感じていること・・・感情です。
子供の頃を思い出してみてください。
お母さんに駆け寄って
幼稚園で何があったか話す時
「あのね、なおちゃんとね
お砂場でねお城を作ってね
そしたらそこにヒデくんがきてね・・・。」
そうして伝えたいことはなんだったでしょう。
それは
「すごく楽しかったの!」
ということだったかもしれないし
その時
ヒデくんがお城を壊しちゃって
「とても悲しかった。」
ということかもしれません。
伝えたいのは
その感情なのです。
その感じていることを
お母さんがキャッチしてくれて
「それは楽しかったわね。」
とか
「それは悲しいわね。」
と受け止めてくれると
「わかってもらえた~!」と
満足したものです。
私たちはその頃と何も変わっていません。
人に、特に家族や友人に話しかける時
自分がこんな体験をしてこんなことを感じてるんだ
とわかってもらいたくて話しています。
だから重要なのは後半の
「こんなことを感じているんだ。」
の部分なのです。
ところがどうでしょう。
いつの間にか口から出る言葉は
行動と思考の言葉ばかりになっていませんか?
本当は感じていることを分かち合いたいのに
口から出るのは行動と思考の言葉ばかり。
たとえばこんな感じ。
「今日は買い物に行ったの。
そこでママ友に会って聞いたのだけど
幼稚園の先生がこんなこと言ってたらしいわ。
この先生、間違ってるわよね。」
・・・・
若干、批判めいた空気が漂っているので
おそらく先生の言動に何かネガティブな感情を感じたのでしょう。
でも口から出るのは
体験と判断の言葉。
感じていることではありません。
本当に言いたいのは
「先生の発言を聞いてショックだった。」
ということかもしれないのに
この会話では
話題の焦点は
先生が正しいか間違っているか
という方へ移ってしまいます。
そして多くの場合
この流れだと相手は
「先生だって大変なんでしょ、仕方ないよ。」
のようにこちらを諫(いさ)めたりして
なんだか私の言いたいこと
受け止めてもらってない感覚で
不満が残るのです。
感じていることの抜けた
行動と思考の会話。
こんな会話では
いくら話したって
理解し合えません。
そこでよかったら今日は
日常の会話をチェックして下みて下さい。
自分が普段何を伝えているのか
気づくところからです。
意識を向けてみると
「え~こんなに偏った会話をしてたの!」と気づいて
面白いと思いますよ。
まずは自分のズレに気づくところからです。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
あなたの幸せなパートナーシップを応援しています。
陽妃
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11月5日(日)
コミュニケーションスキルアップセミナー
20時~21時半 zoom にて
今日のメルマガの内容にも重なりますが
心が近付くために
伝えるのは感情
受け止めるのも感情
でもそれができない人が本当に多いのです。
あ、私も全然できなかったですし
今でも
意識しないと感じていることを話し忘れます。
それくらい
感じていることが会話の中で抜けてしまうのです。
そして
受け止めることにも慣れていない。
そこでこのセミナーでは
伝え方一つ
聞き方一つ
そこに絞ってコツをお伝えするとともに
実際に練習していきます。
すぐに役に立つ
コミュニケーションスキル。