「〜すべき」でなく「〜して欲しい」と伝える
夫に対して「イラッと」したとき、何かしら夫に対して要求が発生することが多いと思います。その要求を伝える時注意したほうがいいことがあります。
それは
①決めつけない
②相手に自由度を残す
ということです。
「あなたが悪いんだから改善すべき」というのはあなたが悪いと決めつけている上に、改善する以外選択の余地がありません。これでは相手にとっては自由度がありません。たとえ言っている内容が間違っていなくても、言われたときに自由度がないと、とても不愉快に感じます。それはまるでせっちん詰めにされているような感じでしょう。そのようなコミュニケーションでは、一時的には効果があるかもしれませんが、長期的に見ればうまくいかなくなって当然です。
そこで、あなたが何か要求を伝えたい時は「〜すべき」ではなく「〜して欲しい」という伝え方にすることをお勧めします。
「やると言ったことはやるべき」ではなく「やってほしい」
「洗濯物は洗濯機に入れるべき」ではなく「入れて欲しい」
と伝えるのです。
実は「〜すべき」という言葉には、「それをしないのは悪いことだ。」あるいは「しない人はまちがっている。」という判断のニュアンスが入っています。そしてもしかすると、「できない人はダメ。」「 やっている人がえらい。」という上下の判断も含む可能性があります。
これでは対等なコミュニケーションとは言えません。対等でなくなっていくと夫婦の関係はうまくいかなくなります。なんでも言いあえて理解が深まる関係にはなれないのです。
そして「〜がして欲しい」という言い方だと、相手がそれに応じるか選択権が生まれます。「〜すべき」では選ぶ余地がありません。言われた時、逃げ道がないと言われた方は苦しくなります。なので相手にも自由に選ぶ余地を与えておくのが大事なのです。
★このシリーズは、イラっとして夫との距離が離れてしまっても、それをきっかけにもっと深く理解し合うコミュニケーションもできる!ということをお伝えしています。
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