昨日、父親のことを少し書きました。
以前、母のことは時々書いていましたが父のことはあまり書いていません。
それは単純に、母に比べると父とは関わりが少ないからです。
父は仕事で忙しく、夜10時に帰宅したら
家族でお茶してお風呂に入って寝る・・・そんな感じでした。
子育ては母が一人で請け負っていたため
母とのやりとりが圧倒的に多いのです。
(以前の記事「なぜ母との関係を見る必要があるの?」はこちら)
なぜ、父親とのことを書くのかというと
父親との関係も、もちろんパートナーシップに影響するからです。
まず、父親から得られなかったものをパートナーに求めてしまうのが普通です。
夫に対して
「私を愛すると言ってくれたのだから
あなただけは(父親すらくれなかったけれど)
当然私を満たしてくれるんでしょう?」
と、無意識のうちに恐ろしく重い鎖をかけてしまいます。
そして夫が望むようにしてくれないと
「あなたは私を愛してないのね。」と絶望することになるのです。
さらにもったいないのが
夫が望むように色々としてくれても
いつまでたっても満たされないこともあります。
なぜならそれは
本当に欲しかった相手は夫ではなく父親だからです。
夫がせっせと愛情を注いでくれても
まだ足りない、それじゃない、と撃ち落としてしまうのです。
そうすると、2〜3年もすれば夫は愛情をかけてくれなくなっていきます。
父親から得られなかったものを夫に求め続けると
関係はうまくいきません。
自分の飢えを埋めることを夫に強要していることに気づいたら
夫を解放してあげましょう。
そして、父親に対する恨みをパートナーではらそうともしてしまいます。
父親が暴力的だったとしたら、パートナーには絶対に上に立たせないとか
父親が頼りない人だったとしたら、どうせ男は頼れない!と決めつけ
夫を下げるような発言をしたりします。
いずれも無意識でやってしまうものですが
もしあなたが敏感なら
夫が母親に対する愛情を自分に求めてきたときや
母親に対する恨みを晴らそうとしていることに
なんとなく気づく時があるでしょう。
それを自分もやってしまうことがあるのです。
夫との関係でつまづいた時
その根本となる原因は父親か母親との関係です。
父親、母親と健全に繋がり直すことができれば
夫婦の関係はおのずとうまくいくものです。
自分が父親、母親にどうして欲しかったのか思い出し
それを直接言いに行ってもらうのもいいでしょう。
あなたの素直な気持ちが伝われば、必ず両親は愛情を返してくれます。
ただ、親子だとなかなか素直なコミュニケーションができないのも現実です。
だからイメージワークでやるだけでも効果があります。
目を閉じ、素直な気持ちになって
心から「愛して欲しい」と伝えてみる。
よかったらぜひやってみてくださいね。
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