大切なあなたへ
こんにちは!
大切な人とつながる極意を伝えする天乃陽妃(あまのてるひ)です。
今日はこのブログに遊びに来て下さってありがとうございます。
最近、中国では「コロナ離婚」というワードが出てきたり
フランスなんかでは domestic violence ・・・家庭内暴力が多発してるっていう
ニュースが聞こえるようになってきました。
まあ考えれば当たり前だと思うんですけれども
外出制限・・・行動の制限がかかって
お互いに普段以上に精神的に負荷がかかる状態ですね。
その状態で狭い空間に一緒にいる時に
やっぱりどうしても
揉めたりとか会話がすれ違うことが出てきてしまうと思うんですよね。
それは当たり前の事なんですけど
そこで私が思うことは
この・・・皆が余裕がなくなって揉め始めることで
大事な人を失ってしまったら
すごくもったいないなってことなんです。
今なんとなく
「ちょっとそうなりかけてきた・・・揉める回数が増えてきた・・」
「私もそうならないように気をつけたい」っていう方に
やっておいた方がいい事っていうのを一つをお伝えしようと思います。
それはですね
「お互いに感じていることを打ち明けあう」っていうことになります。
私達夫婦の間では「感情をシェアする」っていう言い方をするんですけれども
これは簡単に言えば
「それで今何感じてるの?」っていうことを
こっちからも聴くし
相手にも聞いてもらうということになります。
これをすると何がいいかって言うとですね
まずは自分が、改めて「今何を感じてるか」って話すことで
自分のことが見えてくることでしょう。
改めて話そうとすると
「今、私は何感じてる?」ということを
意外と自分がわからないまま生活してることに気付くんですよね。
イライラしてることにも気づかないままに
言動がトゲトゲしてたりとかするわけですよ。
なので話そうとすることで
「今、何を感じてる?」っていうのを改めて自分に問いかけて
そして相手にも問いかけて
それを打ち明け合うと
「そういえば、
私、今、ちょっとイライラしてるわ。
やっぱりストレス溜まってきたかも。」
みたいな話ができると思います。
そうすると意外に相手も
「僕もやっぱり外出制限でイライラしてるかもね。」
という感じで話が進むのですね。
この感情を打ち明け合う目的は
「問題があるところに結論をもたらす」
という思考ではなくてですね
「お互いの状態を知る」っていうことが
重要な目的になります。
そしてその気持ちを
どうこうする必要は一切なくて
「あそっかそっか、今二人ともストレス溜まってるよね。」
とか
「お互いにイライラしてるよね。」
って話ができるだけで
結構心がつながり直したりするんです。
それが
そういう話ができないままだとどうなるかというと
自分はイライラしている時に無意識にトゲトゲしたエネルギーを放ってしまうんですね。
そしてそれは相手からはよく見えています。
逆に相手が無意識でトゲトゲしたエネルギーを放ってると
こちらからは見えるし、いい気分にならいはずです。
そうして結果的に
お互いに相手を批判する空気になっちゃったりして
最後にはどっちが悪いかっていう
水掛け論みたいな感じになってしまいます。
こういう、本当に普段よりもストレスが溜まりやすい状態の時は
皆そうなるんですね。
で皆そうなるので
お互いに、「それぞれが自分のストレスを解消しようね」っていうのも
もちろん大事なんですけど
まずはお互いに
「二人とも余裕ないよね。」
「お互いにイライラしちゃうよね。」
っていうところに一緒に立てることが
すごく重要な第一歩となります。
なので!
もしできれば
1日1回、この感情を打ち明けあうって時間をとるといいんですね。
うちは・・・もう感じたことを伝えたくなったらすぐ手を上げて
「はいっ!感情のシェアしていいですか?」って相手に聞いて
「今こんなことを感じてます。」という感じで
感情のシェアをよくやってるんですけど
でも、そういう文化はほとんどの方がないと思うので
朝、起きた時に「今どんな気分?」って相手に聞くといいと思います。
そうするとですね・・・・
朝起きた時って
大体の人が「そういえば嫌な夢見て、今ちょっとイライラしてる。」とか
「今日の仕事行く考えていくの考えて憂鬱・・・」みたいな感じで
実はアンニュイな方が多いんですよね。
よっぽどポジティブな人じゃなければ(笑)
でもそういう
「そっか、今そういうとこにいるんだね。」
っていうのが分かる…
相手の今、感じていることがわかることで
相手に対して
「なんとなくイライラしてそうだけど触れられない・・・」
みたいな分離感を感じなくてよくなります。
そう、相手の内面がわかると
自分の中の分離感が軽くなるんですね。
こういうの
本当に1分もかからないので
ちゃちゃってやる。
で、寝る前とかも
「今日1日どうだった?今、なに感じてる?」
みたいな会話をする時間をとってみてください。
「今日、なんかこんなことがあって嬉しかったんだよね。」
とか
「こんな事あってちょっと落ち込んでるの。」
などを打ち明けあって
お互いに
「そっか・・・そういう気分なんだね。」
って受け止め合う。
それだけで
あの・・・本当にね
相手のことが見違えるように理解できるようになるんですよ。
あの・・・何回も言うんですけど
相手の気分を変えようとする必要は全くなくて
「今そういう状態なんだね。」っていうのを自分は受け取る。
そして相手にも
こちらが「今こういう状態なんだよね。」っていうのを受け取ってもらう
ということをやってください。
実はこれが
「ありのままのお互いを受け取りあう。」っていう
本当に基本中の基本です。
すっごい大事なことになります。
多くの人は、相手が嫌な気分を話すと
「何か解決策を考えなきゃ。」って思ったり
あるいは、「その気分を変えてあげなきゃ。」って思って
何とかしようとしたりするんですけど
解決策はいらないんです。
解決策はいらないんです。
ちょっと驚きでしょ?
でも本当にいりません。
嫌な気分なんだったら
「今そうなんだね」以上、まる。
相手が嬉しかったら「それは嬉しかったね」以上、まる。
という感じなんです。
あの・・・同じ気持ちになる必要はなくて
受け止めてあげる、ただそれだけなんです。
そういう事を夫婦でできると
お互いが無理して変わらなくていい、そのままでいい、という
自由な空間になるし
心もつながるんですね。
なので、ぜひこれをやってもらいたいなと思います。
これはですね
お子さんがいらっしゃる方は
お子さんに対してやってあげる・・・
お子さんの感じていることを受け止めてあげれると
お子さんがすごく自由になります。
お子さんが嬉しかったこと、悲しかったこととか
色々報告してくると思うんですけど
それに対して「そうやって感じるんだね。」って
ただ受け止めてあげると
お子さんははどんどん喋ってくれるようになります。
それが「それは、あなたの感じ方がおかしいんじゃない。」
みたいなこと言ってしまうと
もう喋ってくれなくなっちゃっいます。
さて話を戻して
とにかく大事なことは
「自分の感じていることを言葉にして伝えてみる」
そして
「相手が感じてる事は受け取ってみる」
です!!
それをやってみてください。
はい、今日はギクシャクしてきた時にやったらいい事っていうことで
お伝えしました。
よかったらやってみてくださいね。