こんな質問をいただきました。
「向いに住んでいる人が嫌いです。
無理に仲良くする必要はないと思いますが、不思議と外出するタイミングがピッタリ合っちゃいます。
顔を合わせるたびにストレスを感じてしまいます。
人間関係で好き嫌いをはっきりせずグレーゾーンを作って付き合っていくにはどうしたら良いですか?」
ふむふむ。
嫌いな人としょっちゅう顔を合わせるのはストレスですね。
それに
外出するたびに、「顔を合わせるかも・・・」と考えるだけでも
気分が重たくなりますよね。
作り笑顔で雑談したり
嫌だという気持ちを抑えようとしたり
きっと色々と頑張る人が多いのではと思います。
もしくは
その人と会わない様に
時間を一生懸命ずらしたりして。
日常の中にこんなふうに嫌いな人が入り込んでくると
ストレスを感じるのはよくわかります。
ではどうしたらいいのでしょうか。
今日はその辺をお伝えします。
嫌いな人との向き合い方
1、「その人を嫌いな自分を許しきる」
まず大切なのが
「その人を嫌いな自分を許す」ことです。
私たちは個性があって
自分に合う人、合わない人がいて当たり前です。
なので「嫌い」と感じる人がいても良いのです。
それはわかってるよ・・・というかもしれません。
嫌いなのは認めてる、知ってる・・・
でも顔を合わせるからストレスなんだよ・・・
というかもしれません。
なのでその次です。
自分がその人が嫌いである、ということを許したその先には
その人と付き合わなくて良い、ということを自分に許可しましょう。
「グレーゾーンで付き合う必要もない。」
と意識の中ではっきりと決めることです。
実はこの質問をくれた様なタイプの方は
自分が相手を嫌っていることはわかっているし、許しているつもりでいるけれど
状況を「なんとかしたい」と思っている時点で
はっきりすっきり
「嫌いな人だから付き合わなくて良い」と思っているわけではありません。
どこかで
自分のあり方を変えても少し付き合おうとか
何とかうまくやろう、と
何かしらの形で
自分の自然な姿・・・「その人が嫌いである」という姿を
変えようとしているわけですね。
もしかすると
仲良くできない自分
うまくあしらえない自分が嫌いなのかもしれません。
そういう意味で
自分の自然な姿・・・「その人が嫌いである」という姿を
許しきれていないわけです。
もしも意識の中で
「その人が嫌いで、うまく付き合えない自分」を完全に許していたら
その人と出会っても
実はストレスを感じません。
そうなんです。
「その人が嫌いで、うまく付き合えない自分」を完全に許していたら
その人と出会っても
実はストレスを感じないのです。
「その人を好きになれない自分」を許していたら
「この人とはうまく付き合えないけど、まあ仕方ないか。」
とか
「自分には無理だから、無理しなくていいや。」
くらいにさらっと流せるはずですなのです。
2、我慢した分、人を嫌いになる
実は
人を嫌いになるのは
自分がたくさん我慢したり犠牲をした時です。
つまり、嫌な思いを飲み込んで取り繕ったり
我慢した分だけ
そうさせた相手が憎らしく見えてくるのです。
話したくない、無理、という自分を我慢せず
そのまま「今無理なので。」とさらっと流していれば
ストレスが溜まる前にその人との関係が終わります。
私の師匠は
「私は、我慢しません。
相手を嫌いにならないためにも、自分は嫌だと伝えます。」
と言っていました。
つまり
自分が無理した分だけ、相手を嫌いになってしまうのですね。
これは私も、とても思い当たることがあります。
長年、教えていただいた別の先生がいたのですが
先生の言うことだからと
何でも我慢して聞いていたら
何年も経った後、ものすごくその先生を嫌いになっている自分がいました。
納得いかないことも
全部、我慢して聞いてしまったからです。
私たちはこういう時
納得いかないことを言う相手が悪いんだ
相手が納得いかないことばかり言うから嫌い、と思いがちですが
実はその人を嫌いになるのは
自分が我慢してしまったからなのです。
我慢しなければ、自分は辛くないから
それほど嫌いにはならないのですね。
自分が我慢しない・・・実はそれが
人を嫌いならないコツなのです。
そして
質問してくださった方は
なぜかタイミングよく顔を合わせる、と言ってくださいました。
これこそ、意識が現実化している証拠。
好きな人だろうと嫌いな人だろうと
その人のことばかり考えているから
引き寄せ合うのです。
意識の中をその人が大きく占めているので
実際に出会ってしまうわけですね。
だから嫌いだと思う人がいたら
「私には無理だから、お付き合いしません」
と一度、決め切ってしまうことです。
なにもそれを面と向かって相手に言う必要はありませんよ。
心の中からその人のことを追い出すのです。
それは
その人が「悪い人」だからではありません。
自分がその人を嫌いだからです。
自分に嫌いな人がいてもいいのです。
もうその人にエネルギーを取られません。
と決めても良いでしょう。
3、大事なことは大切な人と心からつながること
そして大事なことは
嫌いな人のことをたくさん考えるよりも
大好きな人、自分にとって大切な人との関係性を
大切にすることです。
多くの人が
嫌いな人をどうにかすることばかり考えて
実は目の前にいる本当は大事な人と
心から繋がる努力をしません。
でも目の前の大切な人と心から繋がることこそ
大切なことですよね。
それに大切な人と心がつながっていると
嫌いな人はどうでもよくなります。
大切な人との関係で満たされていれば
他の人のことはそれほど気になりません。
嫌いな人が気になる人は
実は
大切な人ときちんと繋がれていないとも言えるでしょう。
その大切な人の中には
自分自身も含まれます。
自分を大事にできていないから
他人が(嫌いな人が)大事に扱ってくれないことにストレスを感じるのです。
自分自身を本当に大事にすること。
嫌いな人がいる自分を許すこと、受け入れること。
まずはそこが大事ですね。
長くなりましたのでまとめると
1、その人が嫌いでうまく付き合えない自分を許し受け入れる
2、我慢しない方が、人を嫌いにならない
3、大切な人と心から繋がることにエネルギーを使う
です。
いかがでしたか?
よかったら感想や、こんな場合はどうするの?
など質問をお聞かせください。
あなたの意見をお待ちしております。
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