「NO THANK YOU」ははっきり伝える
自分が「イラッと」したことを伝えるのは 意外とやってしまえるかもしれません。それは自分に正当性を持たせれば簡単なことです。でも自分がこれは嫌です、 「NO THANK YOU 」とはっきり伝えることは、意外と難しく感じます。特に、相手が求めていることや、傷つきやすい部分に関しては、言いにくいものです。
でも嫌なことを我慢したり隠したまま過ごすのは、ストレスや犠牲感が溜まっていきます。そうすると自分ばかりが与えているような気分になり、そのうち相手に温もりや優しさを与えたくなくなっていってしまいます。結果的には愛情交流のない仮面夫婦になってしまうのです。
自分のことを理解してもらうためにも 「NO THANK YOU 」ははっきり言わなくてはなりません。 たとえそれが一時波風が立つことになったとしてもです。そうでなければ偽りの自分で偽りの関係を続けることになります。できるだけ本音のコミュニケーションをする、それができた分だけ、相手と深い関係を築いていけるのです。
そしてやってみればわかることですが、 「NO THANK YOU 」を伝え、たとえ相手を傷つけたことがあったとしても、もしくは相手の望みに叶わないことがあったとしても、終わりではないということです。私も、今までに何度か、「それを言っちゃおしまいよ。」ということを言ってみて、おしまいにならなかったことがあります。それは夫でもそうだし、友人でもそうです。その体験を積み重ねていくことで、本音を言ったからといって、必ずしも関係が破綻するわけではないんだ、と学んできました。そして理解してもらえない時は、最終的にはそれでも一緒にいたいかどうか、その気持ちと天秤にかけることになりますが、どんな関係においても完璧に思い通りにいくことはなく、そういったことをお互いに受け入れていくことが信頼関係の構築に繋がっていくのだと、今では思います。
大好きな友人だからといって、何でも言う事を聞くというわけではないですよね?お互いの違いや個性の違いも尊重し合える、そういった人間関係を夫だけでなくどれだけの人と持つことができるか、それは人生の豊かさとも繋がってくると思います。
つづく
★このシリーズは、イラっとして夫との距離が離れてしまっても、それをきっかけにもっと深く理解し合うコミュニケーションもできる!ということをお伝えしています。
★いつも読んでくださってありがとございます!
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