夫婦の対話, 日々の出来事

私、美しくなってもいいですか?

今日はセッションデー。

クライアントさんは知的でチャーミングな女性でした。

 

今日のテーマは自分の中の「女の子」の部分について。

 

クライアントさんの希望は

100%の自分で生きたい

でもその感覚がよくわからない

というものでした。

 

彼女は知的で魅力的な女性なのですが

どこか中性的です。

 

そこで私は

なにか自分の中に抑えている部分があるのではないか、

それは女性性と関係しているのでは?

と、聞いてみました。

 

 

女の子として生まれても

女の子として扱ってもらえないと

子供は無意識のうちに自分の女性性をしまいこんでしまいます。

 

そうしているうちに

自分には女性性がないんだ

とすら思い込むようになっていきます。

 

よく聞いてみると

彼女はまるで男の子のように育てられたといいます。

 

ご両親の愛情がなかったわけではありません。

どんな事情があったかはわかりません。

とにかく

幼い頃、キラキラした綺麗なものに惹かれる純粋な時代に

それが欲しいとすら言えない空気感だったようです。

 

でも

ドレスが欲しいと思うのは女の子ならごく自然なこと。

子供は、美しいもの綺麗なものに純粋に惹かれます。

自分にとって一番ワクワクするものを理屈なく知っているのです。

女の子なら当然、その象徴は『お姫様』なのです。

 

でも、そんなものはくだらないとか

必要ない、贅沢だ、似合わない、余裕がない

あなただけ特別扱いはできない

などという

大人の心ない一言で

 

お姫様になることは自分には無理なんだ・・・・

 

と、諦めていくのです。

 

 

お姫様になることを諦める・・・

これは自分が最上級で輝くことを諦めるということです。

 

自分の美しさや輝きをなかったことにする、ということです。

 

着飾って化粧をするべきだ

 

ということではありません。

自分の中にある内面から湧き出る輝きを

なかったことにしているのでは

100%で生きることはできない

ということなのです。

 

どんなに顔の造形が美しくても

「綺麗な顔なのに輝いてないわね。」

と感じる人を見たことがありませんか?

 

逆に顔の造形とは関係なく

「なんて綺麗な笑顔なんだろう!」

と思わせる人もいます。

 

私自身、自分に対するネガティブな思い込み

私は可愛くない、私は女性として愛されない、私は魅力がない

などが溶けていくにつれ

にっこり笑えるようになっていきました。

 

そうすることで

以前は鏡の中の自分が大嫌いだったのに

今では鏡を見て

「あら、綺麗な女性がいる。」

と思うことすらあります。

そして驚くことに

周囲の人からはよく「綺麗になったね。」と言われるようになったのです。

 

どんな女性の中にでも

内面には美しく輝く女神のような女性がいます。

その輝きをだすこと

魅力を自分自身が楽しむことは

何も恥ずかしいことではないし

はしたないことでもないのです。

 

自分の生まれ持っているギフトを封印することは

ありのままの自分で生きない、という選択です。

 

ただ単に封印を解き

自分が輝く許可を出す。

お姫様になることを許す。

 

そうすることで自分だけでなく周囲の人たちの間にも

明るい世界が広がっていきます。

 

今日のセッションではクライアントさんに

美しい自分でいることの許可を出してもらいました。

 

そして私ももう一度

自分に対して

「最上級の自分で生きよう。」

と許可を出しました。

 

だれでも

最上級の自分で生きる権利があります。

それをするかどうかは

自分次第なのです。

 
 
 

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