今月は私の誕生日でした。
そこで今年の誕生日をきっかけに感じたことを書いてみようと思います。
子供の頃、誕生日は4人姉弟の私にとって、1年の中で唯一主役になれる特別な日でした。
誕生日以外の日はみんな平等、私だけが主役になれる日はなかったのです。
子供が多い家なら、当然かもしれません。
毎年その日は、お母さんが私の食べたいものをテーブルいっぱいに並べてくれました。
その光景を思い出すと、母の愛情を感じて胸がいっぱいになります。
ご馳走を前にみんなに祝福されて、母お手製のケーキのろうそくを吹き消していいのも私だけ。
それはそれは特別に幸せな日でした。
大人になってフェイスブックを始めてから、誕生日には友人からお祝いメッセージを沢山いただくようになりました。
そして新年会や会合などのたびにお祝いもしてもらい、プレゼントも沢山いただきました。
嬉しいな〜、ありがたいな、と幸せな気持ちでいっぱいになったのですが・・・・
誕生日をすぎて数日たった頃、心がもやもやしている自分がいたのです。
そのもやもやを掘り下げると、「もういいよ!多すぎるよ〜!」と言っていました。
子供の頃の体験から、いつしか「特別になっていいのは1日だけ。」という刷り込みになっていたのです。
そうやって、やってきている豊かさを自分で制限していたことにハッとしました。
さらに裏返しで、沢山祝福されている人をねたんでいる自分にも気付いたのです。
「あなた、もう十分でしょ。祝福多すぎじゃない?断りなさいよ。」みたいにです。
豊かさがやってきているのに、断るなんて変な話ですよね。
そこで今年から、私もあなたもいくらでも豊かさを受け取っていい、そんな風に変わろうと決めた1月でした。
もう、祝福や豊を制限するのはやめにします(^^)