夫婦の対話

完璧になりたかった・・・と涙した日

昨日
 
 
問題ばかりをさがす生き方をやめて
 
問題のない世界に切り替える
 
 
という話をしました。
 
 
実は問題ばかりさがす生き方というのは
 
まさに私が長年はまっていたところでした。
 
 
 
子供の頃、
 
母の顔を思い出そうとすると
 
悲嘆にくれているかイライラしているか
 
だいたいそんな感じです。
 
 
その頃の私が神様にお願いすることは
 
「お母さんが幸せになりますように。」でした。
 
私の家はクリスチャンで
 
家では毎日お祈りの時間があったのですが
 
そのため自分が毎日そうやって祈っていたことを明確に覚えています。
 
 
今思えば、小さな子供がお母さんの幸せをずっと願っていたなんて
 
ちょっと切なくなります。
 
でも子供って、私だけでなくみんなそうなのです。
 
 
お母さん・お父さんが笑顔になってくれること
 
喜んでくれること
 
それが一番大事なのです。
 
 
私はいつの間にか一生懸命空気を読む子になっていきました。
 
お母さんの機嫌が悪くならないように
 
できれば笑顔になってくれるように
 
いい子になることに必死でした。
 
 
今何が起きているのか
 
さっき起きたことの問題点はどこなのか
 
自然に分析する癖がつき
 
対処法を考えるようになっていったのです。
 
 
 
ああ、問題はここだからうまくいかなかったんだ。
 
 
そんな風に問題点がみえてくると
 
スッキリするようにもなっていきます。
 
 
でもその反面
 
問題点が見えながら自分が対処できない時
 
自分責めをするようにもなりました。
 
 
問題がわかっているのに行動できていない。
 
 
「お手伝いをしなかったからお母さんの機嫌が悪いんだ。」
 
とわかっていても
 
「また、お手伝いより漫画を読むことを優先してしまった自分
 
そんな自分はダメな子だ。」
 
 
という具合にです。
 
 
 
自分責めのエネルギーは自分をとても疲弊させています。
 
さらにその暴力的な攻撃エネルギーは内側にこもって外に出ることはなく
 
自家中毒を起こします。
 
 
自分が変わればいい、でも変われない。
 
自分が悪い、でも変われない。
 
変われない自分がわるい。
 
変わりたい。
 
でも変われない・・・苦しい。
 
 
滑稽とも言えるパラドックスですね。
 
 
大人になっていく過程でも
 
私は一つ一つ、問題を明確にしてその問題に向き合う
 
ということを続けました。
 
 
夫と喧嘩した。
 
「原因は自分のどのトラウマ?
 
ああ、母親に受け止めてもらえなかった傷だ。
 
だからその傷を癒そう。」
 
 
「そうしたら夫との関係はよくなるはず。」
 
 
 
 
ある意味、それは真実です。
 
今でも大切なことだと思っているし
 
これからも続けていくでしょう。
 
 
 
でもある時
 
どうしてもどうしてもどうしても
 
何をどうやっても望んだ自分にはなれない
 
という現実にぶちあたったことがあります。
 
 
 
自分で内省し
 
様々なヒーリングを受け
 
夫とも対話し
 
やれると思えることは全部やって・・・
 
でも・・・・変えることができない。
 
 
そんなところにたどりついたのです。
 
 
 
「ああ、私には無理なんだ・・・。」
 
「問題を見つけて努力すれば変われると思っていたけど
 
そうできないこともある・・・。」
 
 
私は愕然としました。
 
悲しくて悲しくて泣きました。
 
 
 
完璧になりたかった・・・・。
 
完璧になれると思ってた・・・。
 
 
努力すればなんとかなると思ってた・・・。
 
 
 
でも、だめなんだ・・・・。
 
 
 
散々泣いて、泣きながら眠って・・・・
 
 
 
目が覚めた時
 
どれほど自分が頑張ってきたのか
 
その頑張りを愛しいと感じている自分がいました。
 
 
 
私は完璧になりたかったんだなぁ。
 
 
そう思って努力した、それだけで十分だ。
 
 
そう、思えたのです。
 
 
 
どんな人間でも完璧になれることはないと頭ではわかっていたのに
 
 
両親を笑顔にできないのは
 
両親に愛されないのは
 
自分が完璧でないからだ
 
と思いこんでいたのです。
 
 
 
でも私のことを愛していないのは両親ではなく
 
もちろん夫でもなく
 
私自身だったのです。
 
 
完璧でない自分は愛される価値がない。
 
そう思っていたのです。
 
 
 
 
 
 
完璧でない自分を許す
 
自分の汚点を消し続けようとするのをやめる
 
不完全な自分を愛する
 
 
 
それが私には必要なことだったのです
 

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