プチ心理学講座, 夫婦の対話, 感じたこと

親を助けたかった私たち・・・成長の過程で学ぶべきことは

ある説によると、子供は親を選んで生まれてくるそうです。それも親を助けたくてその親を選ぶのだそう。
本当かどうかはさておき、そう言われれば誰だって思い当たることがあるはずです。
 
自分の両親を笑顔にできたらどんなにいいか・・・。
二人が幸せになって欲しいと、どれほど願ったことか。
 
・・・・
 
子供の頃のハートブレイクにはいろいろな種類があります。
 
自分が理解してもらえなかったこと
他の兄弟の方が可愛がられたこと
親にコントロールされたこと
もしくは親が無関心だっったこと・・・
 
いろいろあります。
 
そういった数々のハートブレイクの中でも最大級なのは
 
自分がこの家に生まれてきたのに、親が笑顔にならなかった
 
というものです。
実はこのハートブレイクは深層心理の奥深くに眠っていて、自分で自覚できている人はほとんどいません。でも過日のブログで、人は誰しも才能を持って生まれてくると書きましたが、その才能をつかってまず一番に幸せにしたかったのはまぎれもなく親なのです。
 
自分がこの家に生まれてきたよ!
二人を助けにきたよ!
たくさんギフトも持ってきたんだよ!
 
そうやってワクワクして生まれてくるのです。
 
ところがお母さんはなんだかイライラしてる。
お父さんも忙しそうで笑顔がない。
 
どうして?
私が生まれてきたのに?
それだけじゃダメだったの?
自分に何が足りないの?
 
とハートブレイクするのです。
 
 
実際のところ親は、・・・特に母親はその子が生まれてきたことに強い愛情と幸せを感じています。それこそ命に代えても守りたい、子供は自分よりも大切な存在であることは間違いありません。
 
でも人間ですから、その感情とは別の感情も持っています。
忙しさや戸惑いでイライラするし、子供とは関係のないところで感情的に余裕がないこともあります。
そして親もそのまた親から愛情を注がれていないために、自分が親になった時にどうやって愛情を注いだらいいのかわからないケースもあります。
 
親には親の事情があるのですが、それでもすべての子供がハートブレイクします。
 
親を助けることにワクワクして生まれてくるけれど、それができない・・・。
必ずそのハートブレイクを通るのです。
 
 
・・・・・
 
 
なぜそんな道を通らなくちゃいけないのかは私にはわかりません。
でもなんとなくわかったこともあります。
 
それは次の二つのことを学ぶ必要がある、ということです。
 
1、どんな自分でも愛されていた
2、生まれ持った才能は自分を幸せにするために使う
 
です。
 
子供の多くは、自分の才能で親を助けられなかったので自分には価値がないと思い込みます。言い方を変えると、「自分が親の気にいるようにできなかったから、愛されていない・・。」と思うのです。でも親は、たとえその子供の才能を見出さなかったとしても、自分の気にいるようにできない子供で日頃はイライラしていたとしても、その子の将来、人生が良きものとなるように願ってやまないものです。たとえそうは見えなかったとしても、心の深いところで願う事は「この子に幸せになって欲しい」その一つに尽きるのです。それほど、子供を愛しています。
 
私たちは自分自身がどんな状態だったとしても・・・親を笑顔にできなかったとしても、愛されていた、ということを学ぶ必要があるのです。つまり生まれてきたこと、その人の子供である、という理由だけで無償の愛がずっとずっとやってきていたんだ、という素敵な学びです。
 
 
親を助けられなかった・・というハートブレイクは往々にして人生を止めます。親を助けられない自分には価値がないとか、何をやってもうまくいかない、と思っていたり、あるいは親が幸せになってくれなかったから自分も幸せになれないんだ、と思い込むようになるからです。
 
でもそれは真実ではありません。親は常に子供のことを愛しています。ただ愛し方が子供が思ったような愛しかたではなかっただけです。そのことを子供は成長の過程で学ぶ必要があるのです。
 
そうしてどんな状態でも本当は愛されていたんだ・・・。と気づいていくことで人生はガラッと変わってきます。何をしなくても愛されている。その安心感が世界への安心感とつながるのです。
 
そうして、自分が持って生まれた才能を自分のために、愛する人のために、社会のために発揮できるようになっていきます。自分が幸せに生きることへ許可が下りていくのです。
 

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