プチ心理学講座, 感情の知恵

それはあなたが背負う必要のあるものですか

こんにちは(^^)

感情の学校主宰・対話トレーナーのアマノテルヒです。

 

今日から2月ですね。

 

明後日は節分です。

 

あなたは

節分の行事を何かやりますか?

 

私が子供の頃は

母が子供四人を相手に

「豆まき」ならぬ「飴まき」をしていました。

 

部屋を真っ暗にして

豆ではなくて

飴やお菓子が飛んでくるのです。

 

時にはカップラーメンも飛んできました。

カップラーメンですよ!

面白いでしょう(^^)

それを私達子供四人で

暗闇の中で拾い集めるのが楽しかったものです。

 

鬼を外に出すという

節分の意味を全くなしていませんが

私にとっては楽しい思い出です。

 

 

さて今日は

それはあなたが背負う必要のあるものですか

というテーマです。

 

多くの人の中には

人を幸せにしたい

誰かの役に立ちたい

という思いがあります。

 

パートナーや両親、子供など

好きな人や大切な人であれば尚更ですね。

 

自分が何かすることで

相手が幸せになる。

相手が楽になる。

 

それはとても嬉しい体験です。

 

でも

誰かに何かをしてあげたい

役に立ちたい

という思いが強ければ強いほど

人の課題を背負うことになっていきます。

 

いつも遅刻してしまう夫の準備を手伝う

 

忘れ物が多い子供にリストを作ってあげる

 

両親のいい加減な健康管理に心を砕く

 

など

どうでしょうか。

 

家族なら自然に行っていることではないかと思います。

 

 時にはもう少し深い分野で

 

相手のセルフイメージをあげてあげるために一生懸命褒める

とか

 

相手のネガティブ思考を変えてあげるために一生懸命諭す(さとす)

とか

 

相手の孤独感を癒すために一緒にいてあげるとか

とかとか

 

・・・

 

なんとなく無意識のうちにやっていることは多いのではと思います。

 

でも本当は人の課題には手を出さないほうがいいのです。

 

そう手を出さないようは良いのですよ。

その理由をいくつか見ていきましょう。

 

人の課題には手を出さない方がいい理由

 

1、エネルギーを取られる

 

基本的に他人を変えることは難しいものです。

(人は変えられないというのが原則です)

 

だからそれをしようとすると

自分のエネルギーをたくさん使うことになります。

 

簡単に言うと

疲れるということです。

 

2、相手の力を奪っている

 

人には自分の課題と向き合う権利と自由があります。

 

向き合うも向き合わないもその人の自由だし

どんな風に乗り越えるのかも

その人の体験として大事です。

 

その体験がその人の生きる力になります。

 

その機会を奪ってはいけません。

 

3、自分の課題が見えなくなる

 

私たちは誰でも課題を抱えています。

 

でも他人の課題に気を取られていれば

自分の課題と向き合わずに済みます。

 

他人を助けたり幸せにすることで

とりあえず「何かをやっている」感が得られるからです。

 

でも自分の課題に真摯に向き合っていく方が

自分の人生は好転していきます。

 

他人を変えるより自分を変える方が楽ですから。

 

 

私の話をしましょう。

 

私は長いこと母の不幸を背負っていました。

 

母は楽しいことを色々考えてくれる反面

暗く落ち込みやすい性質も持ち合わせていました。

 

時々体調を崩して寝込んだり

時には

「死にたい」と口にすることもありました。

 

小さい頃からそんな母を見て

私がずっと神様に祈っていたことは

「どうかお母さんが幸せになりますように」

ということでした。 

 

いつの頃からか

どうしたら母が機嫌よくいられるのか顔色を伺うようになり

 一生懸命機嫌を取るようになりました。

 

そして母が幸せじゃないのは

自分の力が足りないからだともどこかで思っていました。

 

6〜7年前

母が幸せになるかどうかは母が決めることで

私がどうにかできるものではないと思い

 

母の不幸を背負うのをやめました。

 

そして自分のことに集中することにしたのです。

 

母の不幸にエネルギーを使わない分

私はとても楽になり

自分のことにエネルギーを使えるようになりました。

 

自分が幸せになるために何をしたらいいのか

そこにエネルギーを注ぎました。

 

数年経って母は

色々ありつつも楽しそうに生きています。

 

母を縛っていた鎖のようなものが徐々に減って

どんどん自由になっていってるのが分かります。

 

私が自分のことに集中して

自分を楽にしていったからなのか

母も自分で自分と向き合ったのか

 

きっと両方の理由があると思います。

 

いずれにしても

数年前に比べたら本当に二人とも自由になっています 。

 

 

さてここまで読んで

あなたも自分が何かを背負っていることが見えてきたでしょうか。

 

そういえばあれもこれも

もしかして背負っているのかな・・・・

 

そんなふうに思い浮かんできたのではと思います。

 

よかったらそれを

一番簡単なものからでいいので

ゆるめてみましょう。

 

いきなり全部手放すのは

抵抗があって難しいと思うので

 

もしこれを緩めるとしたら・・・

と少し考えてみてください。

 

相手の重荷を10個背負っていたのを7個にしてみる

 

・・・

 

5個にしてみる

 

・・・

 

そしたら何が起きるのかな。

 

なんて

実験をする感覚で始めてみるといいと思います。

 

他人にエネルギーを使いすぎず

自分にエネルギーを注げることは幸せです。

 

でもそれをしないから

私達は心のどこかでずっと飢えています。

 

その飢えのために

人に要求する部分も多くなっていくのです。

 

人の課題を背負わず自分を幸せにしましょう。

そうすれば全てが上手く回り始めます。

 

できるところからやってみてください。

 

 

人の課題を背負いすぎているのは分かっていて

色々取り組んでみたけどなかなか手放せないという方は

 

手放し方が少しズレているか

いいところまで来ていて

あともう一段深く行くタイミングなのだと思います。

 

そのズレは修正できますし

もう一歩深くいくサポートはできますのでぜひ相談してください。

 

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今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

あなたのパートナーシップ、あなたの人生を応援しています。

 

てるひ

 

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