プチ心理学講座, 人と繋がる

想定外のことが起きたとき不安に飲み込まれない方法★まずは不安をうちあけあう

こんにちは!

大切な人と繋がる極意をお伝えする

天乃陽妃(あまのてるひ)です。

 

最近

世間はコロナウィルスの話で持ちきりですね。

 

感染力の強さや

武漢での街ごと閉鎖の話

大型クルーズ船の隔離の話

マスク売り切れ

マスクの高額転売など

 

毎日毎日

情報が入ってきます。

 

こういう情報を聞いて

あなたはどんな反応をしますか?

 

人の反応を分類すると

大体がこのどれかではないでしょうか。

 

1、不安になってマスクをたくさん買う

2、怖くなるのでニュースをみない

3、人が咳をしているのを見るとイラっとする

4、「自分には関係ない」と感じないようにする

5、マスクを多めに買って転売する

 

あなたは当てはまるのはありましたか?

 

これらの行動は

「感情」との付き合い方

という角度でみると

二つに分類することができます。

 

一つは、不安に飲み込まれる

もう一つは、不安を感じないようにする

です。

 

実はこのどちらも

感情と建設的なおつきあいができているとは言えません。

 

人の命が脅かされる感染症の話が出たら

不安になって当たり前です。

 

だからと言って

今すぐ、本当にそれほど危機的なものなのか

対処法は何かについて

冷静に考える前に

不安にかられるて過剰な行動をとったり

過剰に落ち着かなくなるのが不安に飲み込まれる、ということ。

 

逆にその感情を感じたくないので

みないことにするのが

不安を切っている、ということになりますね。

 

今回の感染症のように

世間的に大きい不安な出来事が起きたとき

 

敏感な人は感情に飲み込まれ

感情に飲み込まれたくない人は

現実をみない

ということが起きます。

 

これはどちらも

健全ではありませんし

この二人はお互いの心が離れてしまって

理解しあえません。

 

こういうとき

不安に飲み込まれず

心を落ち着けるいい方法があります。

 

それは

「パートナーと感じていることを話し合う」

ということです。

 

コロナウィルスのことで言えば

「大変な感染症が流行りだして、不安だね。」

と打ち明けることです。

 

そして、不安を打ち明けられたら

「気にしなくて大丈夫だよ!」

と不安を打ち消すのではなく

「そうだね、不安だよね。」

と気持ちを受け止め合うことが大事です。

 

実は人は

不安だ、という気持ちを受け取ってもらうだけで

不安な気持ちが和らいで落ち着きます。

 

不安な気持ちを受け取ってもらえないと

「そんなこと言ったって不安じゃないの〜」

と、どんどん不安が増大していきます。

 

わかってもらえないと

感情が膨らんで、その感情に飲み込まれるのですね。

そうすると

不安がおさまらずにマスクの買い占め行動

をするようになっていくのです。

 

「不安だね」

とうちあけ

「これだけのことだから不安になるよね」

と共有できると

 

「不安なのは私だけじゃないんだ」

と、まずは孤独感から解放されます。

 

そして

おちついて現実をちゃんとみれるようになります。

 

「今、うちにマスクあるね。」

「でも少ないから、もう少しだけ買い足しておこう。」

 

のような感じです。

 

みんなで冷静に対処するには

まず自分の不安を打ち消さず

お互いに打ち明け合うこと。

 

「みんな不安だよね」

という連帯感の中から初めて

良心に従って行動することができるのですね。

 

今回はコロナウィルスですが

世の中には直面するのに難しい問題がたくさん溢れています。

 

自然災害、戦争、環境問題、人種差別、経済格差など

小さな個人の力では

なかなか解決できないように感じることもたくさんありますよね。

 

でもそれらに対する不安を切って

自分だけの世界に入ってしまうと

問題は何も解決しません。

 

かと言って

問題の不安ばかりに浸っていると

毎日が絶望的で何も幸せではなくなってしまいます。

 

現実をみつめつつ

今ある幸せを味わうには

不安なことがあったときには

その感情を近しい人と打ち明け合う

ということがとても役に立ちます。

 

もしパートナーが無理なら

友達、親族でも構いません。

 

一人で抱え込まず

だれかとシェアしましょう。

 

逆に誰かに打ち明けられたときには

その感情を消そうとするのではなく

受け止めてあげてください。

 

そうすれば

感情に飲み込まれておかしな行動を取ることはないですから。

 

不安な時は

その気持ちを分かち合う

 

ぜひやってみてくださいね。

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