今日のクライアントさんは夫婦でいらっしゃいました。
テーマは
「幸せを選択する」
でしたね。
家族のために頑張りたい
みんなを幸せにしたい・・・
という奥さん。
そう言って涙する姿はとても愛しく、思わず抱きしめたくなります。
でも
その思いが強すぎて
あれもできていない、これもできていないと
家ではイライラしてしまうとのこと。
そんな奥さんに
旦那さんはつい
「そんなにやらないほうがいいよ。」
と言ってしまいます。
結局のところ、現実は家の中で嵐が絶えないことに
旦那さんは辟易としているのです。
旦那さんにしてみれば
本当は多少家事がおろそかだろうと
子育てがうまくいかなかろうと
奥さんにはニコニコ笑顔でいて欲しいのです。
旦那さんも
君に幸せになって欲しい
と何度も言っていました。
家族を幸せにしたくてキリキリしてしまう・・・
キリキリしてしまう奥さんを嫌悪する旦那さん・・・・
とても悲しいすれ違いですね。
そして本末転倒です。
私も同じテーマを持っているので
まさに自分のことだ、と思いながら話を聞いていました。
奥さんは自分が完璧でないことを許していかないといけません。
私も完璧な奥さんになりたかったので
頑張っていればいつか完璧になれる!
とすら思って頑張っていました。
でもある日、それはどうやっても無理だとわかった時
その現実を受け入れるのがとても辛かったのを覚えています。
しかし本当は
完璧でないことを許していくとは
完璧でなくても幸せになっていい
という許可を出していくことにつながります。
人間は完璧にはなれない生き物なのです。
すべての人の遺伝子も
解析するとどこかに必ず異常があるそうです。
(発現するかどうかは別として)
何ができなくても
幸せになっていい。
今のままでも
幸せを選択していっていいんだ。
そう思えるようになっていくことはとても大切です。