感じたこと

目に見えない変化を受け取ろう・・・・結果が全てじゃないから

大切なあなたへ

 

こんにちは!

大切な人と繋がる極意をお伝えする

天乃陽妃(あまのてるひ)です。

 

12月に入りましたね。

これからクリスマス・忘年会・お正月など

色々忙しいシーズンです。

 

ところであなたは

何か目標を立てて取り組んでみたことってありますか?

 

例えば

痩せよう、とか

誰かと仲良くしよう、とか

お料理を頑張ろう

お掃除を頑張ろう

なんて、なんでもいいのです。

 

今度はこうなりたい、という自分を思い描いて

頑張ってみることってありますよね。

 

でもそれが思い描いた通りにならなかった時

 

「なりたいと思ったけどできなかった・・・」

「頑張ったけどまたダメだった・・・」

と落ち込むことってありませんか?

 

確かに

何かなりたい姿があって

やってみたけどダメだった時にはいい気分はしませんよね。

 

だけど私は言いたいのです。

「ちょっと待って!何か変わった部分もあるかもよ。」

ってね。

 

これは昨日、クライアントさんと話していた時の話です。

 

その方は、ここ半年くらい

1ヶ月に一度、遠方から新幹線に乗って

セッションに来られる方。

 

心理学などもよく勉強されていて

自分がもっとよくなるために変わりたいと

頑張っている方です。

 

昨日のセッションの冒頭で

「昨日、母に怒りをぶつけてしまったんです。

その罪悪感が少しあります・・・。」

と話し出しました。

 

その感じは

「またやっちゃったんです・・・。」

とう雰囲気。

 

最初は私も

「それは大変でしたね〜。」と聞いていたのですが

 

その後、よくよく聞いていると

 

「怒りが爆発して母を責めてしまったけれど

そのあと、なんとなく二人で元に戻って普通に話せています。」

 

と言うではありませんか。

 

そして

 

「そういえば、怒ってしまったことに対する

罪悪感や落ち込む感じも

前のようにどうしようもなくドーンと落ちる

という感じではないかも・・・。」

 

と言うのです。

 

そこ!

 

大事なポイントです!!

 

って私は声を大にして言っちゃいました(笑)

 

どういうことかというと

 

『家族に対して怒ってしまう』

という事象は以前と同じような気がするけど

内面の罪悪感や落ち込みがすごく減ってるんですね。

 

これはとってもとっても重要なことなのです。

 

家族のようにいつも一緒にいる人に

全くイライラしないなんて無理。

 

もちろんぶつけたくはないけど

もしぶつけてしまうことがあっても

それくらいで関係は壊れない。

 

そんなに傷ついたり

自分を責めたり相手を責めるループにハマらなくていい

 

って思えていることが大切なんです。

 

それが自分や相手への信頼なのですね。

 

「怒っちゃうことだってあるよね」

「感情的になっちゃうこともあるよね」

 

そういうことを受け止めつつ

 

だからってそれで終わりなんてことにはならない

 

という感覚が大切なのです。

 

彼女は内面ではこの

「大丈夫」という感覚がかなりアップしてきているのでした。

 

でもセッションにきて話し始めた時には

その内面の変化よりも

 

「怒ってしまった。」という事象の方にフォーカスして

話を始めたのですね。

 

「私、またやっちゃったんです・・・」

というような感じで。

 

これがとってももったいないし

思考の罠なんです。

 

内面の変化を置き去りにして

結果のみをみて

自分の良い変化を見落としてしまう・・・・

 

こういうことがよくあります。

 

実は私もよくはまったことです。

 

心の勉強をたくさんしてきて

怒らないようになりたい

落ち込まないようになりたい

と色々取り組んでも

 

1回怒ってしまうと

 

全部無駄だった〜

やっぱり私はまだダメなんだ〜

 

という気分になるのですね。

 

でもよく感じてみれば

全てが昔と同じではなく

彼女のように

前ほど深く落ち込まないなど

変化していることはあるのですね。

 

それなのに

 

まだできていないところ

まだ少しだけ残っている罪悪感・劣等感を

わざわざ引っ張り出してきてそこを語っている自分がいました。

 

できたかできないか、ゼロか百で考えていて

百でないとゼロにしたくなるのです。

 

そして自分の中にあった

「結局自分はできないから。・・・やっぱりゼロだから。」

という世界に住み続けるのです。

 

本当はもう80まできているかもしれないのに

ですよ!!!

 

なんとももったいない話ですよね(笑)

 

だから結果が100にならなくても

途中の変わってきた部分を受け取っていくこと

 

それは忘れちゃダメなんです。

 

私も一時、癒しの過程でここにはまって

色々癒してきたけど

理想のように優しい穏やかな自分になれない

「結局私はダメなんだ・・・」

という世界に戻りかけました。

 

ダメな自分 → ダメじゃない自分

に変わりたくてやっていたのに

 

ダメじゃない自分に近づいてくると

なんだかそれは真実じゃない気がするのですね。

 

どこまで行ってもダメな自分

のほうが自分にとって真実な気がするのです。

 

おかしな話ですが

記憶にある限りずっと自分がダメだと思ってきた自分にとって

そこをひっくり返すのは

意識してないと実は難しいもの。

 

過去の思考に引っ張られるのです。

 

でもさっきも言いましたが

せっかく変化してきたのをなかったことにしたら

もったいないのです。

 

頑張ってきたのですから

 

「わたしまた怒っちゃったけど

内面はだいぶ楽みたいです!

私、変わってきましたね!」

 

って喜んだっていいですよね。

 

大事なことは

取り組んでいることを

ゼロか百かで評価しないということ。

 

それから

ゼロの方の自分が真実だって

そっちの思考に戻らないようにすることです。

 

何かに向かって取り組んでやってみたのですから

絶対に何かが変わっているはずです。

 

1ミリでも前とは違う場所にいるはずなのです。

 

そこをしっかりと受け取っていくこと。

変わった分は喜んでいくこと。

 

それを一緒に大事にしていきましょう。

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