こんにちは、対話トレーナーのアマノテルヒです。
大切な人や自分自身と
どのように対話したらすれ違わないのかをお伝えしています。
あなたはパートナーに
何か、してあげることはありますか?
例えば
話を聞いてあげる
褒めてあげる
そっとしといてあげる
プレゼントのお返しをする
好きなおかずを作ってあげる
本人が気づいていないこと注意してあげる
相手の趣味につきあってあげる
などなど、他にも色々ありますね。
パートナーなら
一緒にいて何もしてあげないことの方が
少ないと思います。
でもちょっと今日は考えてみて欲しいんです。
その行動をどんな気持ちからやっていますか?
相手を思う、思いやりからでしょうか。
それとも、義務感からでしょうか。
それとも、自分がやって欲しいことだからでしょうか。
それとも、やらないとうまくいかなくなるという恐れからでしょうか。
それとも、認めてほしいからでしょうか。
今までいろいろな夫婦を見てきましたが
素敵な夫婦だな~と思う人たちはみんな
「お互いを思いやっている」
それが自然に周りにも伝わってくる夫婦でした。
夫婦ってなんとなく
その夫婦独特の波動を発しているのですが
二人の間に思いやりがある夫婦は
一緒にいると安心して優しい気持ちになれる気がします。
逆に一緒にいて
心がざわざわしたり、緊張したり
ピリピリする時は
その夫婦の間にあるものが
思いやりとは別のものなのだと思います。
パートナーと一緒にいて
相手を思いやったことがない人はいないはずです。
どんな人の心にも
根底に人を思いやる気持ちがあります。
でももし、今
パートナーが自分を思いやってくれる感じがしないとしたら
二人の間に
思いやりのやり取りがないのかもしれません。
出したものが返ってくる
というのが
人間関係の法則です。
こちらが思いやりから行動すれば
相手も思いやりで返してくれます。
相手に思いやりがないと感じるなら
こちらも思いやりを差し出していないのです。
パートナーシップでは
最初のロマンス期を過ぎると
「こうすべき」という役割や義務に囚われたり
「~して欲しい」という欲求に囚われていきます。
最初は全然問題なかったのに
自分ばっかりが差し出すことに
不満を感じる様にもなっていきます。
そうして二人とも
心の飢えを募らせてしまいます。
自分たちの間に流れる空気が
思いやりではない
何か殺伐としたものになっていると気づいたら
二人の行動パターンを見直す時期です。
あたたかい関係を築きたいなら
義務や恐れから与えるのではなく
思いやりから与えるサイクルに切り替えなければなりません。
難しく感じるでしょうか?
思いやり、とは
相手のことを思う温かい気持ちや
相手の見ている景色に興味をもつ気持ちです。
もし、難しく感じるとしたら
それは今現在
相手のことを思う温かい気持ちや、相手への興味を感じられない
からかもしれません。
こんな風にいうと
それはもう、相手を愛してないってことですか?
と聞きたくなるかもしれません。
いいえ、その結論はまだ早急です。
あなたが今まで
義務や恐れで行動してきたなら
ただ単に
思いやりのサイクルを知らないだけなのです。
人間関係の中で
こうすべき、これが正解、というものはありません。
正解を追いかけるよりも
相手に想いを寄せてみる。
その中で、自分がやってあげたいことをやってあげる。
それだけです。
出したものが返ってくる。
それが人間関係の法則です。
もし相手から思いやりが欲しいなら
まずはあなたが相手を思ってみましょう。
何をしてあげたら喜ぶのかな。
相手は何を感じているんだろう?
そこに思いを寄せてみる。
あなたが始めたら、かならずそれが返ってきます。