大切なあなたへ
こんにちは!
大切な人と繋がる極意をお伝えする
天乃陽妃(あまのてるひ)です。
今日はブログを書くのが遅くなってしまいました。
たいてい遅くても午後までにはアップしてたのですが
今日はなんだか何をやってもうまくいかない日・・・・
家を出て高速に乗ったら方向を間違え
たこ焼きを買ったら箸が付いてなく
箸をもらいに戻ってようやく食べ始めたら
なんだか古臭くて美味しくない・・・
そんなようなことばかりで
夕方にはすっかり疲れ切って
眠りこけてしまいました(苦笑)
最近、なんだかうまくいかない時は
あっさり諦めて休息をとるようにしています。
まあ、そんな日もあるかなと思い
夜になってすっきり目覚めて今ブログを書いています。
さて今日は
嫉妬について書いてみようと思います。
あなたは誰かに対して嫉妬することありますか?
「あの人、 旦那さんも素敵だし子供も可愛いし、いいとこ住んでるし
羨(うらや)ましい〜。」
「あの子、若くてピチピチしてて男好きしそう!ずるい〜。」
「あの人、馬鹿っぽいのにモテる!憎たらし〜!」
なんて・・・・
私はしょっちゅう思います(笑)
嫉妬や妬み(ねたみ)の感情って
醜い感じがして
そんな感情を持っているなんて言いたくないものです。
嫉妬ってつまり
自分にないものを持っている人が羨ましくて仕方がない状態ですよね。
だからこういう感情を感じたり
口にしたりすればするほど
持っていない自分が惨めに感じるものです。
上に書いたとおり
私はいろんな人に対して嫉妬するタイプです。
そして
そんなふうに嫉妬する自分が醜いと思っていたので
口に出すことはありませんでした。
表向きには
「私は誰にも嫉妬していません。」
「私は何も気にしていません。」
というような澄ました顔をしながら
内面では
「あの人ずるい〜!」
と感情が吹き荒れていました。
全く可愛くないですよね(笑)
でもある時
この自分の嫉妬の感情と向き合ってみたことがあります。
人には見せたくないので
部屋にこもって
とことんこの感情を感じて見たのです。
ちなみに私がどんな人に対して嫉妬を抱いていたかというと
・女性の魅力を存分に楽しむし使いこなす人
・男性に甘え上手な女性
・らくらくお金を稼いでそうな人
・自己アピールが上手な人
・同業者で、うまくいっているように見える人
・目上の人に取り入るのが上手い人
・人気のある人
こんな感じでしょうか・・・・。
自分が嫉妬している人たちを思い浮かべて
心に吹き荒れる嵐を感じて
「あの人ずるい!」
「あの人いやらしい!」
「あの人気に食わない!」
と、心の中で何度も言ってみました。
そしてだんだん
「そんな風にしか人を見れない自分も大嫌い!」
と
自分に対する激しい嫌悪感も出てきました。
私は誰かに嫉妬をすることで
その人のことが嫌いだと思っていたけど
嫉妬してしまう自分が一番嫌いだったのです。
しばらくごちゃごちゃした嫌な感情を感じていたら
心の奥底から小さな声が聞こえてきました。
それは泣いている小さな子供の声でした。
「だって私は何も持ってないのに・・・」
「私にはなんにもない・・・」
そんな風に泣いて
小さくうずくまっていました。
とても小さく
ボロボロで・・・
惨めな子供の私。
私の心の奥底に
「自分は何も持っていない」
「魅力も才能も何もない」
と言って、泣いているボロボロの子供がいたのです。
子供の頃にいろんな人と比較をして
自分は何も持っていないと思い込んでしまったのですね。
その子が出てきた時
私はしばらくはその子になりきって
「私は本当に何も持っていない」
と、嗚咽しながら泣きました。
「私は何も持っていない」と泣いたのは
初めてだったと思います。
なぜなら
それまで私は
自分はある程度、社会に適合できる能力があるし
標準的な頭脳と体もあるし
見た目もそんなに醜いわけではない
と思っていましたから。
でも、心の奥には
ずっとこの「私は何も持っていない」と泣いている
私がいたのですね。
思いかえせば
小さい頃から色々な場面で
惨めな思いをしていたけど
その感情を出したことはありませんでした。
なぜって言っても仕方のないことだから
言ったからといって
欲しいものが手に入るとは思えなかったからです。
でも欲しいものってなんだったのでしょう。
才能?魅力?お金?
小さな子供の頃のことです。
本当の意味で、才能や魅力、お金があるかないかなんて
わかるはずがありません。
では何で才能や魅力やお金がないと思ってしまったのか・・・
・・・それは
欲しい時に温もりがこなかったからです。
何かをやった時に「すごいね」って褒めてもらうとか
にっこり笑ったら「かわいいね」って言ってもらうとか
何か欲しいと言った時に、「お金がないから」と断られないとか
ようは親からのあたたかいエネルギーに飢えていたのですね。
両親から欲しいエネルギーが来なかった時に
寂しさと惨めさのあまり
「私には何もない」と思ったのです。
だからボロボロの小さな泣いている子供が出てきて
一緒に泣いた時
この子が欲しいのは温もりだ、ということがわかりました。
才能・魅力・お金ももちろん欲しいけど
子供の私が一番欲しかったのは
「あなたが好きだよ」と
ただ、抱きしめて温めてもらうことだったのです。
今では
私の両親が子供たちのことをとても愛してくれていたの知っています。
でも状況的に
母は、20代の終わりには4人の子供を抱えて
ワンオペで、てんやわんや。
当時のことを聞いてもあまり覚えていないというくらい
必死だったようです。
父は父で仕事で忙しく、それはまた
家族のためであったこともよくわかって
つまり両親には
子供のニーズに丁寧に応じる余裕がなかったのですね。
以前は、そのことを恨んだこともあったけど
さて、自分が今
両親と同じ状況で子供に丁寧に接することができるかと考えると
それはとてもできないだろうと思ったので
今ではその恨みはなくなりました。
なので
私の心の中にいた小さなボロボロの私を温めるのは
両親の役目ではなく
いま、大人になった私の役目だと気づきました。
「惨めだ」と泣いているボロボロの私を
心の奥底に閉じ込めて
出てこないようにしていたのは
両親ではなく大人の私。
自分がそんな惨めな存在だなんて
感じたくはなかったから。
ずっと置き去りにしてきたのは大人の私なのです。
だからその子の声に耳を傾けて
温もりをあげる必要があったのですね。
私は小さなボロボロの私を抱きしめて
温めてあげました。
そしてリボンをつけて「可愛いね」って言ってあげました。
そして可愛く着飾った子供の私を
両親のところに連れて行って
「見て、可愛いでしょ!」
「可愛いって言ってあげて!」
と言ってみました。
そうしたら二人とも
「あら可愛い!」
「可愛いね。」
と言って喜んでくれました。
実際に子供の頃にはなかった
家族団欒の穏やかな空気感を
イメージの中でやり直したのです。
そこに姉や妹、弟も入れて。
★
だれかに嫉妬するのは
小さい頃に欲しいものを得られなかった惨めさの裏返しです。
自分にはない、と思い込んだ時の惨めさの裏返しだから
その思いこみさえ癒されれば
嫉妬しなくなるだけでなく
本来持っていた才能や魅力が開花していきます。
嫉妬の感情は
自分の心の傷のありかを教えてくれるものであり
さらには
その傷をいやして
自分の本来の才能や魅力を開花させるきっかけにもなるのですね。
だから嫉妬の感情が出てきた時
逃げずに向き合ってみましょう。
最初はドロドロして嫌な感じかもしれませんが
そこには必ずギフトがあります。
嫉妬を感じる自分を嫌いになって
封印するよりも
新しい宝探しをする感じで
その感情を感じ尽くしてみてくださいね。
必ずそこに、ギフトがありますから。
♦︎編集後記♦︎
今日は色々スムーズにいかない日。
このブログを書くにも
二転三転してなかなかまとまりませんでした(笑)
読みにくかったらごめんなさい。
そんな日なのでお許しくださいませ(^^)